海に囲まれ、無数の山と川が連なる日本。その中で「橋」は人とモノをつなぐために必要不可欠なインフラです。
日本全国にかかる橋の総数は何と100万橋以上!
私たちの生活がいかに橋に支えられているかが分かると思います。
テツゲンではそんな「橋」をつくるのに重要な部品を取り扱っています。
今回は、当社が部品を納めさせて頂いた橋の中から、日常生活やお出かけでみなさんの目に触れる機会が多そうな東京の橋を2か所、ご紹介します。
まずはコチラ、お台場の潮風公園内にある「潮風橋」です。
潮風公園が2020年に行われた東京オリンピックのビーチバレー競技会場となり、大会に向けて最新のデザインと技術で架け直されました。
視線の先には洗練された大都会の風景と澄み渡る広い空が臨まれ、そこを渡るだけで心に新鮮な風が吹くような橋です。
テツゲンが関わっているのが、この矢印の部分、「伸縮装置」です。
橋には温度変化などで伸び縮みすることを想定し、隙間が作られています。
この隙間をつなぎ、人や車が安全に走行できるようにする装置が「伸縮装置」です。
潮風橋には歩道用のゴム製のものが使われていますが、車道用のものや鋼材を用いたものもあり、橋の環境や用途に合わせ最適な製品を提供することが出来ます。
次にご紹介するのが、銀座線渋谷駅の、線路を支える橋です。
その堂々たる躯体からは、渋谷で遊ぶ若者たちに目を光らせる番人のような貫禄さえ感じます。
矢印の部分に取り付けられているのが「支承」と呼ばれる部品です。
別名、沓(しゅう)とも言い、英語で靴を意味する「shoe」に由来しています。
支承は上部構造(橋桁)と下部構造(橋脚や橋台)との間に設置されます。
上部構造は温度変化などで伸び縮みしたり荷重によってたわんだりしますが、その負荷を受けるための部材で、常に橋桁を支えている非常に重要な部分です。
また、地震発生時には揺れを吸収・減衰させ、橋を守る役割も果たしています。
最近では、高度経済成長期に作られた多くの橋の老朽化が進み、メンテナンス需要が増加している為、テツゲンの橋梁営業の活躍の幅が広がっています。
海を越え、川や谷をわたり、街と街、人と人とを結ぶ橋。
生活を支える大切なライフラインである橋を、テツゲンが縁の下で支えている事を知っていただけたら幸いです。
くわしくはコチラ: 製品情報[橋梁部材]
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