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事業内容  

 

WATER TREATMENT FACILITY

水処理

当社では、製鉄所内の水処理施設の運転維持管理を担っています。
また、岩手県内の公共水処理施設、衛生施設の運転維持管理を担っています。

製鉄所内の水処理

日本における1日当たりの工業用水取水量は、農業用水、生活用水に次いで約4,000万m³となっています。
工業用水の中で鉄鋼業の取水量は1日当たり平均380万m³ですが、実際に使用している水の量は約3,800万m³と非常に多くなっています。鉄鋼製品1トンを作るために約130トンの水が使用されますが、製鉄所では取水した水を使用後に、回収・処理して循環使用しています。循環率は90%に上り、各種製造業の中でも高水準になっています。
製鉄所で排出される水の内、最も多いものは、高炉等の設備を冷却する冷却水です。設備冷却に用いられるものは循環使用しています。
一方で、排ガスの洗浄に使用された集塵水や、鉄鋼製品に直接接触する冷却水はスケールと呼ばれる錆や潤滑油等の物質を含みます。
いずれの排水も自然沈殿、凝集沈殿、ろ過処理など適正に処理し再度循環使用しています。
各排水の処理により回収された、スケールや含油スラジ等も製鉄原料として無駄なく使用しています。
水処理工場のしくみ
水処理工場のしくみ
水位計位置の点検
現場点検作業
製鉄所内のシックナー
製鉄所内のシックナー
排水分析作業
排水分析作業

公共上下水道事業・一般廃棄物処理施設運転管理業務

東北支店では上下水道施設および衛生処理施設、ごみ焼却場や最終処分場の運転・維持管理を行っています。
上下水道事業では、ICTを活用した保守点検システムを導入し、業務効率化と負荷軽減に取り組んでいます。
また他社と協業した「施設改良付き包括運営事業」では、リノベーション創出した事業展開を推進しています。
そのほか、ごみ焼却施設をはじめ一般廃棄物最終処分場運転管理等、人の生活に欠かせないインフラ事業を担っています。
タブレットを使用しての点検作業
タブレットを使用しての点検作業
ごみ焼却のクレーン運転作業
ごみ焼却のクレーン運転作業
水処理施設の中央監視作業
水処理施設の中央監視作業
事業内容 INDEX