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石灰石焼成炉用LNG供給設備の稼働開始

当社室蘭支店はこのたび、日本製鉄株式会社北日本製鉄所室蘭地区構内にLNG(液化天然ガス)サテライト設備を完成させ、2025年2月14日より同構内の矢橋工業株式会社殿にLNGの供給を開始しました。
LNGサテライト設備は、タンクローリーで輸送される極低温(マイナス162℃)で冷却された液体状態のLNGを専用のタンクに貯蔵し、温水式気化器を使用してLNGを加温しガス化することで、天然ガスを安定的に供給する役割を担います。そのガスは、矢橋工業株式会社殿の製鉄用石灰焼成炉の燃料として使用されます。

LNGはCO2の排出量が化石燃料の中で最も少なく、地球にやさしいエネルギーです。
当社は、今後も室蘭市を中心とした地域のお客様に安全かつクリーンなエネルギーを安定的に供給してまいります。



主要設備

LNG貯槽:縦置円筒二重殻(真空断熱) 100kl×3基
LNG気化器:温水式 2.0t/h×1基
その他:温水発生機×2基
LNG供給設備全景
タンクローリー車によるLNG搬入